10月5日(金)
台風の影響により、不安定な天候が続いていますが、
本日は、雨も一休みの曇り空です
きっと皆さんのパワーのおかげですね
今回のバスイベントの行先は、中伊豆です。
重要文化財の江川邸(史跡 韮山役所跡)を見学して、
食事をとった後に、伊豆パノラマパークでロープウェイ
に乗り「葛城山」に登ります。
まずは「江川邸」。雲の切れ間から日差しがのぞきはじめ、
気温も急上昇です💦
---チケット購入所(受付案内)---
職員の方(?)が邸内を案内してくれました。
とても詳しく、いろんなことを説明してくれます。
伊豆の国市韮山の閑静な場所にある江川邸、
江戸時代から世襲代官職となった江川家が常住した
「代官所」という事ですね。(重要文化財)
世直し江川大明神としても知られる江川家第36代当主、
江川太郎左衛門英龍(但庵公)が有名ですが、
この坦庵公は、幕末の時代に多くの業績をあげ、
領民からもとても敬われていたそうです。
きっと、とても忙しい毎日を過ごしていたのですね。
坦庵公について詳しく知りたい方はこちらへ。
母屋の土間には、当時のかまどがありました。
大勢の人が動き回れる広い土間は、天井も高く
12メートル余りの屋根を支える架構(小屋組み)は、
本当に豪壮で、圧倒されました。
天井板が張られていないので屋根裏が見渡せますが、
その一番高い位置に、曼荼羅が納められた木箱があります。
1261年、流罪によって伊東に居住していた日蓮上人を
数日間この家にお迎えし、供養を尽くしたことから、
「この旧家がなお繁栄するように」と上人自筆の棟札を
贈られ、その霊験によって今日までこの家が保たれて
きたと伝えれらています。
土間から室内に上がり、展示されている資料などの
説明を聞きながら、「しきだい」「なかのくら」
「ひかえのま」と続き「げんかん」まで案内
してもらいました。
土間からのしきだい
展示物についても、丁寧に説明していただきました。
玄関 奥に続いている部屋は「じゅくの間」↓
玄関から見た表門。
わざと向きををずらして作られています。
こうやって角度をずらすことで、戦時には
弓矢や鉄砲からの直撃を避ける役目をしたそうです。
そして、この江川邸は、H30年2月放送の「西郷どん」
や、他にも「篤姫」などのロケ地としても有名です。
江川邸見学の後は、食事処「喜山」にて昼食です。
毎日限定20食までの「花かご膳」をいただきました。
この日はなぜか、デザートの付かない日でしたが(・_・;)?
食べ応えがあって美味しかったです。
席から見える大きな池にはたくさんの鯉がいて
落ち着いた雰囲気の店内はかなり広かったです。
本日最後のイベントは、パノラマパークです。
ロープウェイに乗って、標高452mの「葛城山」
に登りました。
ロープウェイは4人乗りで、可動式の通路から乗り込む
ため、乗る時と、降りる時が一番刺激的でした
最近リニューアルされたパノラマパークは
展望デッキやお店も充実し、遊歩道を整備して、
のんびりできるスペースになっています。
「かつらぎ茶屋」からの眺望
かつらぎ茶屋では、新聞でも紹介された「富士見だんご」を
食べました。くるみみそで味付けされた大きめのだんごは
腹もちも良く、本当に美味しかったです
晴れた日には富士山も一望だそうです。
時間の都合で、全部を見ることが出来なかったのですが、
「葛城神社」や「百体地蔵」、「富士見の足湯」など
まだまだ楽しめそうな、広いパークになっています。
帰りがけに、東京ラスクで休憩をとり帰路につきました。
一時小雨交じりでしたが、ほとんど支障なく行程を終え
ることが出来ました。
ご参加いただき、有難うございます
お疲れ様でした。